線香花火
蒸し暑い夜、灯す蝋燭
揺らめく火のもと、流した涙 枯れた涙がこぼれる、手にした花火が散ってく 光る花を咲かし散る線香花火 曇りもなく輝くその花 散り行くその姿に、自分重ねた夏の恋 潤む瞳に、朧げな火が 照らす世界を、曇らせて見せた 叶わぬ恋に揺られた心、愛した誇らしさが支えてた 咲いては散る気高き線香花火 全てをかけ花を咲かす姿 その輝きが俺を、惨めにさせた夏の恋 一瞬の輝き、照らす世界が 散り行く姿を輝かせる 光る花を咲かし散る線香花火 曇りもなく気高きその姿 自分になくて、惨めで仕方ない 誇り高くて、輝く光の線香花火 その光に希望重ねた夏の恋
by tosihiko-gotu
| 2006-07-26 01:20
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